渦巻き学習法・仕事術これは、バカにされることを覚悟の裏技です。勉強に身が入らない子、集中力が続かない子のために、寅さんが編み出した秘技があります。というより、好奇心がいっぱいの自分をコントロールするために、自分のために使っています。 題して、複式学習法。別名、渦巻き学習法と言います。 聞いたことないでしょう。だって、初めて発表するんですもの。 なあんて。すべての子に向くというわけではありませんが、 普通の勉強法では、もうアカンという子には、試してみる価値があるかと思います。 常識と違いますので、勇気が少し必要かも。 バカにされるのが怖いので、もっともらしい理屈から。 皆さん、空気砲ってご存じですか? 穴の一つ開いた箱を叩くと、空気の固まりが10メートル~20メートル先まで届く実験です。 普通に、フッと息を吐いただけでは、そんなに遠くまでエネルギーを届けることはできません。 この秘密は、箱の中に、けむりを入れて見るとわかります。ドーナッツ状の煙が内側に回転しながら、出ていきます。 そうなのです。秘密は渦巻きなのです。 渦巻きにこそ、エネルギーが保存される秘密があったのです。 お風呂の水の、台風も、竜巻も、渦巻きです。 さらに、宇宙の太陽系から、銀河系、地球だっって昔、渦巻きから出来たのです。ミクロでは、原子や素粒子だって、渦巻き構造をしています。 では、その渦巻きはどういう時にできるのでしょうか?それは、二つの異質なものが接することによって、起きるのです。 二つの潮目がぶつかるところに、渦巻きは起こります。 古代から、人間は渦巻きに神秘的なものを見てきました。 土器の模様や、しめ縄、太極図や二匹の蛇が絡まった図など。 そこに、物事を創造する力も感じ取っているのだと思います。 陰と陽が渦を巻くとき、何かが生まれるのです。 前置きが長くなりましたが、要は、二つのモノを同時にするのです。 なあんだ。アホらしい、と思ったでしょう。 私は異質なものをおすすめしますが、同じようなものでも、悪くはないです。 たとえば、漢字の書き取りと、算数の文章題を交互にさせるのです。本当は、体を使うのと、考えるのを組み合わせることをおすすめします。 私は、今、服を着ながら、部屋を片づけながら、これを書いています。 また、百升計算は、計算するという要素と、時間を意識するという要素を組み合わせて、超集中状態を創り出しています。 ある中学三年生には、5教科の過去問を一問づつ、順繰りに、ぐるぐるとさせています。そうそると、全体像が把握できるのです。 一つのことに集中するのは、確かにすごいパワーは出しますが、それは、短時間で終わってしまいがちです。 小さなことにとらわれ、全体を見失いがちになります。 さらに、あまり集中すると眠くなってしまいます。 それに対し、渦を巻かせると、長い目でみて、持続するのです。 休憩が要りません。別のことをすることが、休憩の代わりになるのです。 何よりも、自分でも思いもよらない新しいモノを創り出したり、発見したりするものです。 何せ、アタマの中が渦を巻くのですから。 イヤーたいへんだ。渦なんか巻きたくないよう、という方がいらっしゃるでしょう。 普通はそう言う方が、正常です。 私が異常なのです。 でも、この気ちがいじみたやり方は、創造性の元だとも言えるのです。何か未知なるものが生まれます。 なあんだ、「ながら勉強」じゃないか。とお思いの方もいらっしゃるでしょうが、これは、がっちゃ~んとぶつけて意識的に渦を巻かせて、第三の別のものを創造させるということが、違います。 私はよく、新しい実験やネタを探すときや、文章を作るときに、これをよく使います。 障害をもった子への適用は、まだ実験中ですが、たとえば、ゲームと勉強をごっちゃにして、どっちがゲームかわからない状態をつくりだそうとしています。 ま、物好きな人だけ、だまされてやってみてください。 決して、楽な方法ではありませんが、それだけにアタマが鍛えられる方法ではあります。 ジャンル別一覧
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